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2007年5月24日 (木)

ローカリズム・・・

Pc_typh0702期待していた台風2号のウネリ・・・

昨日、気合を入れて朝一、海に車を走らせたが

見事期待ハズレのコンディションに

その後の現場への道のりは

押し寄せる天使のような悪魔の眠気との、し烈な戦いとなった・・・・・。

ま~ま~。まだシーズン前の台風。

台風好物の、暖かい水温にもなっていないこの時期

少しばかり期待されたコースを通ったからと言っても

こんなものじゃないんでしょうか?

本当の台風シーズンはやはり秋ですから・・・。

でも、予想を外された、呆れる程ウネリの無いあの海の景色は

何回経験しても、相当へこむ・・・・・。

そんなことがあるから、波の当たった時の感動は一際嬉しいのかも知れない・・・。

と、私は考える・・・。

そんな私と同じように、台風ウネリに期待し

仕事前の朝一に狙いを定め

最近地形が決まっていると情報の入った、ある河口のポイントに

車を走らせた後輩から、ある報告を受けた。

そのポイントは河口独特のローカリズムと共に存在する。

ウネリは決してコンスタントにあるワケでは無いが

一度地形が決まり、台風スウェルなどが入れば

それは見事な波が姿を現す。

そんな条件があることと、その土地の気質も重なり

昔からそのポイントは、独特のローカリズムが存在している場所だ・・・。

当然

そんな場所ということは、百も二百も承知している後輩は

朝一のポイントのラインナップを見ると

期待していたウネリとサイズとは程遠いものの

地形の良い状況が伺える、小さいながらも形の良い波に

人の数とセットの数を天秤に掛け、ローカルをリスペクトする心から

人が減るまで、静かにラインナップを見つめていた・・・。

そしてしばらくすると、一人、二人と人が減り始め

ラインナップの人数が5人になった所で、パドルアウトしたのだ。

彼以外、あと二人の仲間も居たこともあり

この日ピークが二つあったため

一人はライト側、二人はレフト側に分かれて入った・・・。

ところでこの三人

サーフィンの技量は皆、NSAの1、2級の技量もあり

ローカリズムのなんたるかもしっかりと心得ている、根も心もサーファーである。

当然他所のポイントのローカリズムも心得ていて

ローカル第一に、そしてリスペクトを決して怠ることはないのである。

そんな彼らなので

ローカルの追いかけるセットは全て見送り

誰も手の出さないような、残った波のみを

更にピークの動向を良く確認しながら捕まえていた・・・。

しばらくして

一人のローカルらしき人がポイントにパドルアウトしてきたのだ。

三人は当然、皆に挨拶することも忘れないため

その方にも当然挨拶をし、ラインナップの端から動向を見守る・・・。

後からきたその方は当然ローカルなのだが

サーフィンの技量は

お世辞にも上手いとは言えない・・・。

そんな時

沖からセットが入り、それにいち早く気が付いた後輩が

パドルで沖にウネリのピークを追いかける

そして後から来たそのローカルは、大分遅れてその動きに気が付くと、同時に

ピークの更に奥側へと動き始める・・・。

あきらかに早くワイドなピークと思われる、そのローカルの位置に

後輩は絶妙なポジションにいたため

そのウネリを捕らえるべくパドルを繰り出していた。

とその時

後輩から約10m近く奥にいたそのローカルが突然向きを変え

刺し乗りしながらそのウネリに突っ込んできたのだ。

驚いた後輩は、その動向にすぐに気が付き、しっかりとパドルも止め

その波を見送り、ローカルの姿を見守った。

案の定と言うか、やはり

そのローカルは、無理すぎるポジションとその技量に

当然、テイクオフもままならないまま、カールと共にワイプアウトし、撃沈。

それを見ていた後輩は、気持ちを落ちつかしながら

「仕方が無い・・・。他所のポイントだし・・・。」

と、ぐっと堪えた・・・。

そして後輩は、ピークのラインナップからまた少し離れウエイティングしていると

先程無理な位置から無謀に落ちたローカルの男が近づいて来た

そして後輩が全く予想すらしてなかった言葉を吐いた。

「お前、さっきパドルしただろ!」

「えっ?!・・・・・。」

「あがれ!!」

「ええぇ???」

「それに、向う側にいるのも、お前の仲間だろ!奴らも一緒にあげさせろ!」

「えええぇぇぇ?????・・・・・。」

ときたもんなのだ・・・。

そして後輩は

「これが、河口のルールなんだな・・・・・。」

と、納得がいかないながらも、言われたことに静かに従い

仲間と共に海から上がったのである・・・・・。

・・・・・

・・・

私はローカリズムは絶対に肯定している。

ローカリズムは存在していなくてはならないし

無くてはならないものだとも思っている。

しかし

このローカリズムをはき違え、何のためのローカリズムかを

全く理解出来ていない、エセローカルリズムには

全くもって、反対である。

何のためのローカルなのか?何のためのローカリズムなのか?

そもそもローカルとは

そのポイントを心の底から愛するため

ポイントの秩序やマナー、環境等を守り

高いサーフィンレベルと知識を持って

そのポイントの見本になるべき存在だと

私は思う。

リスペクトされている行動や配慮には

例えローカルであっても

毅然とした「ローカルだからこそ」の対応があって然るべきではないのか?

そんなことも解からない、大人の行動も取れない幼稚なローカリズム・・・。

後に結果として

解からされるのは、誰なのか?

例えば他所のポイントに出向くこともあるだろうし

もしくは、あってはならない開発等の余波のため

愛するポイントが消滅の危機にさらされた状況になった時や

本当に消滅してしまったら・・・・・。

果たして、はき違えた困った野郎ちゃん達は

何処でサーフィンをするのだろうか?

・・・・・

・・・

海外の馬鹿なローカリズムを真似るような

はき違えたローカリズム・・・・・。

これから本格的なシーズンを向かえる中

何処のポイントにも頭の痛い問題となってくるワケだが

ローカリズムを理解出来ない奴は問題外として

何にせよ、つまらないトラブルで楽しい海を

汚されたくないものである・・・・・。

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コメント

あるある・・・
海に限らず、最低限マナーは守りたいものですが・・・
これから、ますます海人口も増えて・・・みんなストレスたまっちゃうもんね~~(苦笑)
笑って、波乗りしたいよね~~!

投稿: ENMAM | 2007年5月24日 (木) 21:46

>>Mamどもども。
誠意には誠意を持って対応できない人が多過ぎなんです。
特別なポイントなら、本当の意味で良いお手本にならなければいけないよね。
この後輩は、かなりサーフィンに熱い奴で
とってもローカリズム等に理解ある奴なので、落ち込んでいました。

守る側の人間がトラブルのもとになってはいけません。

笑って波乗りが一番です。

投稿: Yupee | 2007年5月25日 (金) 08:10

丸くなったねw
一本背負いで成敗したほうが良いのでは?

投稿: hide | 2007年5月25日 (金) 10:24

>>hide どもども。久々。
そ〜なの。もう腹なんかすっかり出で来ちゃって・・・
って、マジにメタポな体系になりつつのオレ・・・
そりゃ〜中身も丸くなるってもんです。

でも、今回の事件の時、その場にオレが居たらもっと大変なトラブルになってたかも。。。

大人の行動とれるようにならなくては・・・。はい。

投稿: Yupee | 2007年5月25日 (金) 19:52

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