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2008年10月31日 (金)

Memory of 19 Vol.1・・・

Radiohead-You

私は仕事の中で、極少人数ながらも人を使う立場であるので

回りくどい言い方をするのもされるのも嫌いである。

がしかし、頭の中では

常に些細なことでも難しく考えるたちなので

どんなことでも回りくどい考え方をするのが好きなのである・・・。

で、そのことを実際に言葉として繋ぎ合わせ会話として誰かに話す時は

誓って仕事の場では無く

心を許す仲間達との場や、楽しいお酒の場のみとしている・・・。

だからと云って、お酒の場にてくどくどと同じ話をするワケでもない。

また、その場その場にあった言葉と雰囲気を考え

言葉を選んで繋ぎ、面白可笑しく話込むような器用な男でもない。

どちらかといえば、誰かの話すそのことを聞いて

自分の頭の中であれこれと組み合わせて想像し、楽しむ方が好きなのだ。

つまりはどういうことかと云うと

何かを話し聞かすことも好きだが

人の話を聞くことはもっと好きであるということだ・・・。

取分け、これは活字になっていたとしても同様で

書くことも好きだが、読むことはもっと大好きなのである。

特に好きなのが

言葉が言葉以上に物を語る話・・・。そう「物語」。

このことは、私が幼い頃祖父母に預けられた時期に

勤勉な祖父から書斎にある数々の「物語」の本を読み聞かせてもらい

同時に「本」とそれ以上にその「物語」の素晴らしさを

常々教え説かれた影響があるからかも知れない・・・。

なので、今でも物語の本を開くと

その日のうちに何が何でも読破したくなり

あらゆることに支障をきたす事さえもある・・・。

そんなことから、大作品の小説を手にした時は

それを読み切るまで何もかもが手を付けられなくなってしまうため

小さな「物語」で私は心を満たすようにしたのだ。

それが私の中では「音楽」なのである・・・。

小さな「物語」が凝縮されたような「音楽」にはまりながら

あらゆる「物語」が私の頭の中で想像することができた。

更に、祖父から読み聞かされて勝手に想像していた「物語」は

それまで頭の中で描くだけのものだった想像を

映像をもって、スクリーンを通して実際に観ることができ

しかも、小さな「物語」が凝縮された「音楽」もがそれに融合した「映画」は

「物語」好きな私にとって

もっとも強烈なインパクトを与え続けているものであるかも知れない・・・。

それほどに、私は「物語」が大好きなのである・・・・・。

・・・・・

・・・

 

時に19歳の頃の記憶というと、あなたにはどんな想い出があるだろうか?

19歳という年齢は、当たり前のことであるが20歳前の未成年最後の歳・・・。

私の当時を振り返ってみると

体つきはもうすでに「大人」と呼べるほどまで成長したが

精神的には、まだまだ「子供」気分も完全に抜け切れておらず

社会の端の一部に触れ始め、将来への希望や不安に揺れ動きながらも

自分が30代を迎えることなどは、その当時は全く考えたことも無く

情熱的に迫りくる日々を

新しく出逢った仲間達と共にワケもわからず走りまくっていた・・・。

なので

「未成年だけど、すぐ成人・・・。」

という、社会的には微妙な年齢である「19歳」の時

その前の青春時代を、一つの「目標」のためだけに捧げていた私は

ある意味その「目標」からやっと解放されることができ

更には、失った青春を取り戻そうとあらゆる世界を経験したくて

寝る間も惜しんで日々奔走していた記憶がある・・・。

今回は、そんな私の淡い青春時代の小さな想い出の一つの物語である・・・・・。

 

何回もココで書いてきたように

私は高校を卒業すると地元を離れ、東北は「仙台」の地が

新しい進学先であり、生活の拠点となった・・・。

高校生時代、この仙台には部活の遠征やらで数回訪れたことはあったが

その時訪れた感覚と、実際その地に住んで感じる感覚は、当然違いが在り過ぎ

伊豆の田舎には無い「街」の雰囲気に

私は身も心もさらけ出して、勉学なんかはそっちのけで

いっつも、いつも

訪れるとは限らない「何か」という

これといって、はっきりと答えることの出来ない「何か」と

それと同時に付属のようについてくると感じた・・・

いや、そう感じていただけのような

「刺激」と「トキメキ」を常に求めていたのであった・・・。

なので、この仙台にて「サーフィン」に出逢ってハマっていってしまったのは

体育会系出身の有り余る「チカラ」をもてあそんでいた私には

当然の成り行きであったのかも知れない・・・。

そしてこの歳頃の、この「刺激」なるものの大半は

純粋な「心」を満たすような優しく優秀なモノなんかでは決して無く

特に、下半身の「想い」を中心とした邪(よこしま)な「刺激」を求めるが如く

湧き出すエネルギーを「不純な行為」に費やすことばかりも考えていたワケだ・・・。

 

この当時、まだ「携帯電話」はそれほど普及しておらず

学生身分であった私に至っては、持つことさえも考えられなかったくらいの代物・・・。

で、この当時

日本中の電話事情(?)を悪漢していたものは何かと云うと

今ではすっかりその名を聞くことも無くなった、「テレクラ」・・・。

伊豆の田舎から出て来たばかりの私は

この「テレクラ」なるモノの名前だけは聞いたことはあるが

寮の先輩に初めて連れられて行くまでさほど気にも留めていなかった

全く事情もシステムも解らない、未知なる代物であった・・・。

 

秋も深まったある日の休日

同郷でもなんでもないのに何かと私のことを可愛がり

そのおかげか、私は一切頭の上がらない存在となっていたある先輩に

初めてこの「テレクラ」なるものに連れて行ってもらい

私は初めての「テレクラ」にゴーフォーイットすることとなった・・・。

そこは、何とも云えない今まで全く経験したことがないような

本当に独特の雰囲気を兼ね備えた空間となっていて

もちろん一人一人が個室に案内され、その狭い部屋に存在するものは

お世辞にも綺麗とは決して呼べない一人掛けのソファーと

エロビデオが流れっぱなしのTVと、何故か箱のまま置いてあったティッシュBOXと

プッシュホン式電話機のみ・・・。

システムと事情の良く解らない若造の私が先ず飛びついたのが

電話よりもむしろ刺激的なエロビデオの方で

鳴ったか鳴らないかのウチに切れる電話の音は

全く気にもならないで放って置いていたのである・・・。

そんなこんなで数分ほどすると、私の部屋のドアをノックする音がし

そのドアを開けてみると

そこには、私をここに連れて来た張本人の先輩が立っていた。

「オイっ!何やってんだ?!アポ、一つくらい取ったか?」

「え~っ!なんすかそれ?つか、この電話、鳴ってもすぐ切れるっす!・・・」

と、私・・・。

「ばっかだなおまえ!電話が切れてんじゃなくて、誰かがもう取ってんだよ!」

ここで初めて、この「テレクラ」のシステムと電話のカラクリを説明され

結局、この先輩にそのままこの場でレクチャーを受けることとなった・・・。

その姿は、今でも思い出すと本当にマヌケ極まりない姿で

ただでさえ狭い個室なのに、ただでさえ余計にガタイのいい若者二人が

一人掛けのソファーに無理して前かがみに座り込み

鼻先から30cmとないところにある電話機の着信ランプが光るのを

一人は受話器と本来受話器に押さえられたままのボタンを押したままの体勢で

もう一人は着信を取るためのボタンを触り

かろうじて息はできるが、唾を飲み込むことすら許されないような

異常とも云える緊張した空間と状況を創り上げ

眉間にしわを寄せながら男が二人真剣に

小さな電話機に向かってにらめっこをしているのだ・・・・・。

 

 

 

Vol.2に続く・・・・・。

 

 

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コメント

ども(^-^)
なんのこっちゃsweat02
取り敢えず突っ込んでおきました
気持ちは痛いほどわかりますよcoldsweats01
良くカード買って電話しましたよ~sweat02
懐かしいなぁ~smile

投稿: K | 2008年11月 1日 (土) 12:40

>>K どもども。
へぇ~・・・カード。
オレもそれ、聞いたことはあるけどやったことないや。

つか、オレら世代は必ず一度は通る道だったのでは?
違う~っ???
まっ、でも、これ
一生懸命書いた第一弾なので
続きを
広い大きな心で
楽しみに
とても楽しみに
待っていて下さい。

お願いしますからっsign03bearing

投稿: Yupee | 2008年11月 4日 (火) 19:07

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