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2009年1月22日 (木)

ブルー・ブルー・ブルー・・・ Vol.4

Sheryl Crow-My favorite mistake

僕はインサイドのチャンネルで待つみんなから

祝福のハイタッチで迎えられると、体中に喜びを表しながらそれに答えた。

そして興奮冷めやらぬまま

僕が今乗ってきた波の方へ振り返るように、体の向きを変えた。

すると、僕の乗った次の波をすぐに捕まえ

僕とは違うラインを描きながら素晴らしい波を乗りこなしている

55(フィフティファイブ)兄さんの姿が見えた。

そんな55兄さんの姿にみんなと一緒になって

のどがが張り裂けそうになるくらい歓喜の声を上げ、エールを送ると

きっちりインサイドまで、何回もターンをして魅せた55兄さんを

チャンネルで待つ僕らのもとに迎えた・・・。

 

55兄さんは僕らの待つ場所までしっかり乗り継ぎ

プルアウトしてすぐに僕のそばまでやって来ると

「このヤロー!やるじゃないか!!」

叫びながら僕に抱きついてきた。

その、ボードから飛び出してきた55兄さんが合図となり

僕は再びみんな揃った兄さん達全員に祝福を送られることとなった。

跨る相棒から引きずり降ろされ

今日は僕にとって「特別な日」であることを知っている兄さん達に

まるで生きている喜びを教え込まれてるみたいに

満面の笑顔で何回も海に沈められた。

そんな目に合いながらも僕は

喜びを体中で表しながら大声を上げて歓喜を叫んでいた。

そしてどうしてなのか

あの最高の波を乗りこなした実感と

本当に大好きな人達と同じ気持ちをシェアできた喜びに

苦しくもなんともなかったハズなのに

僕は何故か涙が止まらなかった・・・。

しばらくの間、5人の兄さん達に交互に海に沈められ

やっと顔を出した僕を今度は

細くて皺だらけなのに、不思議と大きくみえる手が迎えてくれた。

「ゴロー、めちゃめちゃカッコよかったぜ!」

そのしわがれた声と、皺だらけで日に焼けた真っ黒な手と顔の

何度も見た、絶対忘れることができない

大好きな、あの、笑顔のおじいちゃんの姿が僕の目の前にあり

そして僕を迎えてくれた。

「ありがとう!おじいちゃん!」

そう答えた僕の満面の笑顔の顔には

間違いなく涙がつたっていることが分かった・・・。

 

僕たち兄弟は皆、全員クローンである・・・。

だから正確には、兄弟と言って良いのかすらも分からないが

僕は生体培養液水槽から、初めてこの世に出る前から

兄さん達の姿を知っていて

僕より早く、生体培養液水槽から出た全てのクローン達は皆

誰もが僕と同じ顔であり、同じ身体つきであるけれど

その僕と同じ姿をした人間は、全て「兄さん」と呼ぶことを

僕は初めから教えられて、生体培養液水槽の外に出て来たのだ・・・。

僕たち兄弟、つまりここにいるクローン達は

水槽から産まれ、その初めの5年間は水槽の中で育ち

更にその水槽の中の5年間の間で

脳も体も、成人と呼ばれる姿にまで一気に成長する。

水槽の中でぐんぐんと

目まぐるしく成長する僕らの身体は、電気療法の仕組みで

外の生活には全く影響のないくらいの骨格や筋肉、それに臓器や神経といった

あらゆる体幹を生成するもの全てが、5年という短期間の内に授けられ

脳も同様に

普通の人間が20年の歳月をかけて詰め込めなくてはならない情報や知識を

まるで意思を持っているかのような人工知能を備えてある

完全オートの、完璧に独立制御された

「グランマ」と呼ばれるコンピューターシステムと、そのプログラムにより

たった5年の間に

心身共に全く違和感を感じさせることなく

人間として生きるために必要なあらゆることが

水槽の中で、事前に詰め込まれる。

そうして産まれてきたのが僕たち兄弟・・・

クローンだ・・・。

 

そんな反動による影響なのか

それとも神様の為す業を冒瀆したような、僕らの存在への罰からなのか

5年経ち、生体培養液水槽から出られる身体となっても

水槽から出て、外の世界を自由に動くことが出来る時間には限りがあり

更にその時間は非常に短く、約3時間程度。

その後また3時間余りを

やはりまた、生体培養液水槽の中で過ごさなければ

たちまち身体中の細胞が死滅し

僕たちは死んでしまう・・・。

更に驚くべきことに

若い青年の身体を保ったまま、僕らの成長はそこで止まり

そしてその、青年の時間が止まったままの

その身体の寿命はとても短く

僕とすぐ上の55兄さんは

優秀なコンピューター、「グランマ」の

完璧な計算システムで確立された生体管理プログラムと

おじいちゃんや兄さん達が継続し、研究し続けた技術開発の進歩と努力によって

水槽で育った期間を含めて

最長15年を人間として生きることができるようになった。

それまでの51兄さんから54兄さんまでは最長10年・・・。

その前の50兄さんから前のクローン達に限っては

生体培養液水槽から出ることを一度も叶わずに

そのまま水槽の中で、静かに死んでいってしまったらしい・・・・・。

 

  

 

 

Vol.5に続く・・・・・

 

 

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2009年1月19日 (月)

ブルー・ブルー・ブルー・・・ Vol.3

U2-Beautiful Day

「ドオォォォー!」という波の砕ける音が

バレルに包まれた瞬間

「コォォー・・・」と、洗礼されたようになんオクターブも高く聴こえ

そしてそのまま無音になったような気がした。

雲一つない美しい青空から

降り注ぐ太陽光線に照らされ輝く、波のカーテンに包まれたこの世界は

生きたまま天国にいるような・・・もしくは何かの神様に抱かれているような・・・

そんな錯覚を僕にもたらしてくれる・・・。

 

そこはサーファーしか知ることのない

そして全てのサーファーを魅了して止まない本当に特別な空間だと

僕はおじいちゃんに教えられた・・・。

「この特別な空間はな、本当に選ばれた特別の人間しか経験できね~んだ。

しかもよ、サーファーなら誰もが経験できるって、わけでもね~んだ・・・。」

(そう言って僕に教えてくれたおじいちゃんの言葉通り

僕も選ばれた人間になったのだろうか?

あ~・・・でも、この世界を、感覚を、僕は永遠のものにしたい・・・。

天国では波乗りができるのだろうか?)

そんなことを一瞬の間に考え

バレルの出口を集中しながら見ていると

バレルの出口の向こう側からおじいちゃんと兄さん達が僕に向かって

大きな歓声を送っているのが分かった。

僕は身構えた体の力を抜き、余裕を見せた態度を取って

胸元にかかげた左手に、軽くシャカサインを作って答えた・・・。

僕は思う・・・

こんなに興奮して嬉しい想いは何度経験してもやめられない・・・。

それに今日は、「特別な日」でも、あるから・・・。

 

ガッポリと開いた波の

最も素晴らしい部分でもあるバレルポジションを抜けると

まだまだ続く波のショルダーは

あらゆる技を繰り出せるような傾斜を保ち

そのまま遥かなインサイドまで、その素晴らしい形をキープし続けた・・・。

 

この長く美しい波の

ウネリの届かない場所であるインサイドのチャンネルで

僕のライディングに歓喜の叫びを

僕の変わりに叫んでいるかのように

身振り手振りで大騒ぎをして待っている兄さん達と

その後ろ側で

全てを静かに見守るように見つめているおじいちゃんのすぐ目の前まで

僕は波の上下を

破裂しそうな心臓と気持を昂らせながら、出来る限りのアイデアを活かし

ハイスピードを出し続ける相棒を心のままにコントロールした。

そして波は

更にインサイドにある浅いリーフの棚に差し掛かると

その美しいウネリの姿は全てが白い泡となり、消える。

僕はその浅いリーフに向かって波がヒットする前に

途中のウネリから静かにプルアウトしパドルの姿勢になると

まるで今の僕と同じように興奮した眼を輝かせ

歓喜の声を上げ続けているみんなのもとへ急いで向かう。

そして青空に向かって差し出している全員の手と

海の上で「ハイタッチ」をしながら

「イエーイ!!」

僕はいつものあいさつをみんなと交わした・・・。

 

51(フィフティワン)兄さん、52、53、54兄さんと、そしておじいちゃん。

兄さん達は誰も例外なく

僕と同じ顔に同じ体系であるが、僕は兄さん達を誰とも区別がつく。

そして兄さん達も皆、そんな僕らを誰とも区別がつく。

それに一番年下の僕だけが

そんな兄弟達の中で一人だけ、「ゴロー」と

おじいちゃんがニホンゴで考えてくれた名前で呼ばれている・・・。

そのおじいちゃんは一人

確かに僕たちと顔が微妙に似ているかもしれないが

その見た目を僕たちと比べると

当たり前だが、その姿はずいぶんと歳を取っていて

髪の毛は薄く、その薄くなった頭髪はほとんど白髪となり

顔中に蓄えた髭もそのほとんどが白くなっていた。

だけどそのサーフィンの技量を観ると

年齢を感じさせない驚くべきレベルから

恐ろしいほどの運動能力を備えていることが分かる。

そんなおじいちゃんの身体つきは

とても80歳近い老人の体とは思えないほどの筋肉が逞しく面影を残していて

何一つ無駄な肉は見た目だけでは全く発見することは出来ない。

けれどつやのない皮膚の状態と顔中を覆い尽くすしわの数が

ただ年齢と比例するかのように無数に存在し

その声と話方を聞けば

やはり結構なお歳を召した老人であることが解る。

そしてそんなおじいちゃんは何故か

同じ顔、同じ身体つきをした僕たちを

僕らみたいに誰とも区別することができるから

僕たちはいつも不思議に思っていた・・・。

それに僕らはみんな

そんな素晴らしいおじいちゃんが大好きで

そんなおじいちゃんのようになりたいと

いつもいつも想っていた・・・。

だけど僕たちはおじいちゃんのように人間らしく

老人のときを迎えることは出来ない・・・。

いや、そうなることを許されることは

決してない・・・・・。

  

 

 

 

Vol.4に続く・・・・・

 

 

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2009年1月16日 (金)

ブルー・ブルー・ブルー・・・ Vol.2

Guns & Roses-Sweet child o’mine

「今日は特別な日だ!」

僕が今立っている場所周辺は、沖の海の中以外僕しかいない。

だから誰かに聞かれることもないので

僕は大きな声でそう叫びながら、相棒と一緒に海へと飛び込んだ。

海水は想っていた通りに暖かい。

ウエットスーツは勿論必要ない。トランクス一丁だ。

トランクスはすっごいお気に入りの、10年代の初期モデル。

しかもデザインは

10年代に前人未到の1ダースとなる、12度のワールドチャンプに輝き

伝説となったサーファー、「ケリー・スレーター」モデルだ。

このトランクスを履いていると、なんだか僕も自分のサーフィンが

いつも憧れ抱いていたケリーのように、なれる気がする。

それに実際サーフィンも、かなり調子が良くなるもんだから

今では相棒と同じくらいお気に入になってしまった代物だ・・・。

 

僕は、実はケリーのことを

おじいちゃんに見せてもらった映像と

おじいちゃんが教えてくれた話の中でしか知らない。

そのおじいちゃんは、サーフィンの話をする時には必ず

ボロボロになった当時のトランクスを両手に掲げながら

身振り手振りで、面白おかしく僕たちに話聞かせてくれた。

しかも何故か、サーフィンの話の大半はケリーのことばかり。

あんまりおじいちゃんがケリーのサーフィンの話ばかりするもんだから

僕はほとんど洗脳されたように、ケリーのことに夢中になってしまい

どーしてもケリーみたいなサーファーになりたくなって

何回も、何日も、おじいちゃんに必死に頼みこんで

結果僕だけが、おじいちゃんからそのトランクスをゲットすることが出来た。

そしてその、年代モノの、使い込んでボロボロになっていた物を基に

もう一度自分でリメイクし直してからは

サーフィンをするときはいつも履いている

僕にとって欠かすことの出来ない、大事なアイテムの一つとなっている・・・。

 

僕がパドルでピークに向かっている時

そのおじいちゃんが

最高のバレルを見事にキャッチし、更にメイクし続けている姿が目に入った。

その見事なおじいちゃんの姿を観たら

どういうわけか急に、思わず涙が出てしまった・・・。

だけどおじいちゃんから僕のところまでは、まだまだ距離があって

僕が今、涙を流して泣いていることなどおじいちゃんに分かるはずはない。

僕だってこの涙には、本当に不意を突かれたんだから・・・。

僕は軽く海水に顔を付け

左右に顔を振り涙を拭ってからパドルを止め、相棒に跨ると

僕の方へ向かってくるように

何秒間もバレルの中を走り続けているおじいちゃんに

両手を上げて、目一杯の声を張り上げながら歓声を送った。

するとおじいちゃんは、ライン上から少し外れた

インサイドにいる僕の姿と歓声に、すぐに気がついてくれた。

そしてバレルの中から

僕に向かってカッコつけながら、一瞬だけ「シャカサイン」を送ると

僕からはその姿が見えなくなる、更にインサイドの遠くの方まで

波の中に包まれたまま、気持ち良さそうに走っていった・・・。

そんなおじいちゃんの姿を、見送ってすぐに僕は

次々とセットを捕まえ乗ってくるみんなに向かって

何故か次々とあふれてきてしまう、止まったはずの涙を

また海水で拭いながら大声で、狂ったような歓声を上げ見送った・・・。

それをセットの数だけ見送ったあと

僕は相棒に跨った姿勢をパドルの姿勢に戻し

ピークに向かってパドルのスピードを速めた・・・。

 

「ゴロー、おはよう!」

波のピークの、ブレイクポイントである

ウェイティングポジション付近に近づいた時

僕より最初に挨拶してくれたのは

僕のすぐ上の兄さんである「55(フィフティファイブ)兄さん」だった。

「兄さん、おはよう!さっきおじいちゃん、すっげ~バレルをメイクしてたよ!」

「ああ。凄くいい波だった・・・。

そのあとも、しっかりと4本のスウェルが入って、みんな次々と乗って行ったよ。

なんせ今日はお前の特別な日だからな。

オレはお前のあとに乗ろうと思って、お前が来るのを待っていたんだぜ。」

「兄さん、ありがとう。僕もバレルをゲットして

インサイドにいるおじいちゃんにシャカサインをお返しするよ!」

「途中でコケルなよ!・・・ほら、セットが来たぜ!」

「イエースッ!!」

僕はパーフェクトな、6feetの波のピークを追いかけ

いつものように奥のビハインドピークから

レイトに、波のボトムに落ちるようなテイクオフをメイクして

そのままレールをセットすると

軽く左手で波のフェイスを優しく撫でるように、少し身をかがめながら

あとは波とボードのまかせるままに

僕はその身を、波のバレルの中に置いた・・・・・。

 

 

 

 

 

Vol.3に続く・・・・・

 

 

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2009年1月14日 (水)

贈るほどでもない言葉・・・

Aerosmith-Crazy

どもども。

皆さん、正月休みあけ1週後の連休は、如何だったでしょうか?

成人式を迎えた皆さんは、羽目を外し過ぎなかったでしょうか?

私の成人式当時のことなんかを今思い返せば

それはずいぶんと、遠い昔に感じてしまいますが・・・

懐かしいですね・・・。あの頃・・・。とっても。

そうですね・・・やれ「成人」と云っても、中身はまだまだ「ガキ」そのもの。

当時学生だった私なんかは

お袋に新調してもらった三つボタンのスーツに身を包み

ありがたい成人のお祝いをしていただいて

いざ夜の打ち上げに

田舎の同級生の悪友一同と参加して、呑めや吐けやの大騒ぎ・・・。

んで、次の日の朝になってみると

半端じゃないほどの頭痛に襲われ

やっと起きて気が付いた時の私は

着こんでいたハズのスーツなんて

身に付けていたことすら分からなくなるほどの壮絶な裸体となっていて

それでもせっかく新調してもらったスーツが無いと帰れないってことで

全裸でふらふらになりながら辺りを見渡して

やっと見付けた時

真新しいハズのそのスーツは、それは見るも無残なことになってしまっていて

仕方がなくそれを着てウチに帰ると

その私の姿を見たお袋は

私が田舎から仙台に帰る時まで一言も、全く口を利いてくれなかったなぁ~・・・

なんてこと、思い出します・・・。

って、あまり善い思い出ではないかも知れませんが・・・。

でも、この時の仲間達との交流は

それはそれは楽しい思い出しか浮かびません。

それに、中学時代にめちゃめちゃ惚れていた女の子と

この打ち上げの時に再会し

普通に裸体だったであろう私が、果たしていったいどんなアピールをしたのか

さっぱりその時の様子を思い出すことは出来ませんが

結果、御めでたく

その子と付き合うきっかけとなったのも、この「成人式」・・・。

でも・・・

そんな経緯のためか、もしくは遠距離恋愛の難しさのためか

その子との楽しいお付き合いは、悲しいかな長く続くことは無く

突然のようにふられた私は

よほどその子のことが好きだったのか

その当時は相当凹み沈んだ憶えがあり、楽しくも淡い思いをしたことを

こんなこと書いていたら想い出してしまいました・・・・・。

・・・・・

 

てなことで、全く話がぶっ飛んでしまいましたが

この連休中、私は新成人の方達に負けない(?)ほど

楽しんでいたワケであります・・・・・。

 

先ず、土曜日。

この日は久々に、私のホームポイントがそれは素晴らしい波に恵まれ

時間帯と場所によっては「チューブセッション」が楽しめるほどの状況に

私は海の写真を撮ることも全く思い浮かばず

夕方に控えたお客様との現場打ち合わせを

バックレてしまおうかと思ってしまったほどの

今年一発目の良コンデションを、これでもかってくらい満喫・・・。

そんな波の中、何故か右手が腱傷炎になるくらいサーフィンをした後

なんや~かんやと約束の打ち合わせと仕事はきちんとこなし

クタクタになり帰宅した私を迎えたのは

正月あけも我が家に遊びに来ていて

また今回の連休も当然のように遊びに訪れた

我が家の、ほぼ家族同然で

子供達と同等レベル(行動が)の扱いとなっているNG氏・・・。

で、そんなプラスNG氏となった子供達を引き連れ

その日の晩飯は

嫁さんが連休中の臨時アルバイトへ借り出された、某ファミレスへ・・・。

その後、プラスNG氏となった子供達とそのまま某温泉へ行き

サーフィンと仕事(は少々かな)で疲れた体を癒すと

その日はNG氏と、軽く呑んだくれて終了・・・。

 

003で、迎えた次の日、日曜日。

この日は、朝こっぱ早く起きて、子供達のイベントでもある

こちらでは「どんどん焼き」と呼ばれて、厄払い行事となっている

田舎独特の歴史ある神聖な儀式に

嫁さんも含めプラスNG氏と子供達と共に参加。

この日の朝は

水たまりが凍り、田んぼ一面に霜が降り

見渡す地面が真っ白になってるくらい、冷え込んだ朝を迎えたワケですが

なんと

冬でも裸足にビーサン姿を心がけているソウルサーファーNG氏は

霜柱と同化するほどその素足の色を真っ白にし

凍りついた田んぼを歩き回っていました・・・。

このNG氏の姿は

その場にいた沢山いる他所の子供達からも

失笑すらもらえないほどインパクトある姿で

そんな彼に思わず私は

この燃え盛る炎の上を裸足で渡り歩く、全く別の儀式への移行を進めたほど

この行事の

近づけないほど熱い、燃え盛る炎を前にしても

そのNG氏の姿は、普通に寒過ぎる格好でありました・・・。

で、その後は

そんなプラスNG氏となった我が家族と

な、なんとこの日は

「孤独な一匹子犬」期間の長いNG氏のために

私がひと肌と云わず、五肌くらい脱いで(冗談っす)誘ってあげた

私の可愛い後輩でもある

可愛い女性ゲストを一人迎えるというサプライズがあり

NG氏の走る別宅と呼ばれる

無駄に豪華でデカイ車にみんなで乗り込んで

何故か常時、NG氏がMy車に積んであるアニメDVD各種の中から

私と子供達からのリクエストである、「ワンピース」を観ながら

みんなで楽しく海に繰り出しました。

更にこの日NG氏は

とっても待ち望んでいたオーダーニューボードを

Surf Shop reaLさんにてゲットするなんていうサプライズもあり

そのため、朝の裸足の寒さは何も感じることはないくらい

そりゃ~もう海でハッスルしまくっていたNG氏・・・。

そんなNG氏と共に

私も昨日の波の余韻が残るコンデションを満喫いたしました・・・。

で、夕方まで、家族達みんなでおもいっきり遊んだ帰り路

006_2見上げた空には

今年一番大きい満月が、見上げた誰もがみな唸るくらい

その姿と周りを山吹色に輝かせ

私達に、なんともいえない感動を与えてくれました・・・。

そしてもっと更に

そんな夜になった後、こんな満月の魅惑に導かれるように

我が家に更にもう一人の女性ゲストと

更に更に、NG氏と私の嫁さん、そして私と同級でもあり

サーフィン仲間でもあるEND氏が家族を引き連れ訪れると

今年一番の満月の明かりに照らされた我が家は

子供も大人も入り身だって鍋と豪華な食事を囲み

眠りに就くことを惜しむように、呑めや喰えわの新年会となりました・・・。

 

で、次の日、成人式の祝日である月曜日。

知らず知らずに、しっかり布団で朝を迎えたことができた私・・・。

不思議と二日酔いも何も残ってない私は

朝一、慌しく帰宅しなければならないENDファミリーを見送り

昨夜のフィーバーテンションのおかげか

珍しくゆっくり寝ていたNG氏が起きると

プラスNG氏となった家族と共に、またまた海へ行くワケです・・・。

で、この日の海への道すがらは

またもや、ちょっとしたサプライズがあり

001その、自然がくれた思いも寄らないプレゼントに

途中の駐車場にて少しの間

プラスNG氏の子供達とはしゃぎ、写真を撮りまくって喜びました・・・。

この「雪」のサプライズは

標高の高い場所以外冬は、「雪」とはほとんど無縁の

暖かい場所である伊豆出身の私なんかにしてみると

まるで犬の気持ちが分かるほど嬉しいもので

標高の高い天城山いえどもこの雪山の景色は

ここ近年では本当に稀で、降ってもその寿命はとても短いものなのです。

そんな景色を見飽きたとばかりに目もくれず

NG氏の広い車中で毛布に包まり寝込みを決め込む

仙台出身のウチの嫁さんに言わせれば

私のこの気持ちは、さっぱり理解できないらしいですのですが・・・・・。

・・・・・

・・・

つーことで

ここに書ききれないほど

サーフィンしては、呑んで、喰って、またサーフィンしてと

目一杯はしゃいだ連休と、私にはなったワケであります・・・。

今年はなんか、スタートしてから盛り沢山のサプライズがありまくりで

迷走する国政と、それに反応しているかのような時世の中

こんなことして遊んでばかりいられないことも

本当に十分感じてしまいます・・・。

嘆いてばかりではね、暗くなってしまうばかりなんですよね。やっぱり。

もしかしたら、とんでもないことが起きる世の中になってしまうかも知れないし

もしくは逆に、全てが順調に進むかも知れない・・・。

でもね

今訪れる大事な時間を自分のために目一杯使って

苦しいことも楽しいこともみんなひっくるめて、自分自身に起きる全てのことを

自分自身が全て、全部背負って生きて行けば

いろんな人をも巻き込んだ人生となり

それはそれで果てしなく面白いことになる結果を

自分自身にもたらしてくれることになるんですよ。実際。

こんな偉そうなこと言って私自身

決して自慢できるような人間でもなんでもありませんが

それでも私自身が今まで生きて来て

そんな私の行動の中に、とても大事な家族や大事な友人がいてくれて

私も生きて行くことができることを学んだ結果なんです・・・。

そんな私も

あの日、成人式を迎えた時から16年の歳月が過ぎました・・・。

私の周りを取り巻く環境の変化は、ずいぶんと変わったのは勿論

生活環境すらも、あの頃とはずいぶん変わりました・・・。

でももしかしたら

想い、悩み、楽しみ、笑うことを求める姿は

あの頃とはなんら、私は変わってはいないかも知れません・・・・・。

 

てなことで

成人式を迎えた皆さん、晴れて成人、本当におめでとうございます!

選挙権、もらえますね~!

お酒、呑めますね~!

たばこ、止められますね~!

(たばこは二十歳までって、昔、つっぱってる先輩から言われました・・・)

良い意味で、いろんなこと突っ走って

共に大人の社会生活を、そして人生を過ごして生きて行きましょう!

そして、なんや~かんやと云われている、こんな今の世の中でも

常に「自分は何か?」ってことを求める姿勢を

どんな状況でも忘れないで生きて行けば

周りの人も、そんな自分も巻き込んでくれて

思いがけない素晴らしいことや、楽しいこと

本当にいっぱいありますよ。絶対にっ!!

つーワケで

少し(?か?)先輩である私からの

全く無責任かも知れない

新成人の皆様に捧げる、「贈るほどでもない言葉」で、ありました・・・・・。

・・・・・

・・・

・ 

 

そんでもって今回も

やたらと長くなってしまいましたが

次回は

「やッべー・・・マジうけないかも知れない・・・。」

なんて

私自身も何気に感じ始めちゃっている

「シリーズ連載part2」の続きです・・・。

お楽しみに・・・・・。

 

 

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2009年1月 9日 (金)

ブルー・ブルー・ブルー・・・ Vol.1

Coldplay-Viva La Vida

何処を見渡しても、空には雲一つない青空が壮大に広がっている。

その青空の色はまるで

不純物何一つとないラピスラズリを丁寧に磨き上げて

宝石以上に価値のありそうな特種レンズを創り

それ使って輝く太陽を見ているように思えるほど

美しくも壮大な「スカイブルー」が、見渡す限りの空を覆っている。

 

僕は無意識のうちに両手を広げ

鼻から大きく息を吸い、ゆっくりと目を閉じた・・・。

目は閉じたまま

空に向けた顔の方角を、まっすぐ水平線と平行になるように

ゆっくりと顔を下ろし

そしてゆっくりと、吸い込んだ息を吐きながら

またゆっくりと瞼を開ける・・・。

僕の目の前には

青空の顔料の素となったような

空よりも濃い青色をした、美しい「マリンブルー」の海が見えた。

しかし何処までも続いている青空のように

壮大で美しい青い水平線は見えない。

そのかわり、美しいウネリが5つほどの規則正しい列となって

遠い沖から訪れては崩れ

この空にはない雲の白色を、その青い海に造り出しては消えている。

それは水平線を隠すほど、大きく美しい波の姿だ。

僕はその美しく崩れる波の姿に、今度は全ての感情を奪われながら

透明に近いブルーのキャンパスに、書いては消える不思議な白色顔料を

ひと筆で右側から左側へと

まるで僕に向かって書いてくれているように流れ動く

自然が創り出した美しく崩れる波の情景を

息をする事さえ忘れ、何度も、何度も目で追った・・・。

すると今度は、その美しい波の光景に目を奪われながらも

僕の顔は勝手に笑顔となり

とたんに胸が躍るような喜びが湧きあがった・・・。

けれど僕はいつものように

その気持ちを少しずつ落ち着かせながら

顔は海に向けたままゆっくりと、入念なストレッチを繰り返した・・・。

 

体がすっかりほぐれると今度は

僕にいつもいい想いをもたらしてくれて、それでいてそいつに

意思や感情といったものは絶対ないはずなのに

まるで親友や恋人、いや、体の一部くらいに思っているほど

僕には欠かせない相棒となっていた

「56」と、大きく手書きのブラシを施したサーフボードを、大事に抱える。

そしてストレッチと同じく

海に入る前の大事な儀式となっていた

神様にサーフィンが出来ることへの感謝の意を込めた

僕が勝手に考えた、僕しか知らず僕しか出来ない

僕だけのオリジナルな祈りを捧げながら

集中力を高めて、またしばらく僕は目を閉じる・・・。

(いい波、沢山乗れますように。ケガやボードクラッシュがありませんように・・・。)

そんなふうに、僕だけのオリジナル祈りの仕上げは

図々しくも神様に、一方的なお願いを3回繰り返して完了だ・・・。

そして相棒を小脇に抱え直すと、いつものゲットポジションへと急ぐ・・・。

 

波は僕の立っている岸から見ると

沖へ100mくらい行った場所でブレイクしている。

しかし波が一番最初に崩れる右側のピークまでは

ここからゆうに500m近くあるだろう。

それはこのポイントが、それほど長い距離を伴い波が崩れているからだ。

それでも、リーフの切れ目であるチャンネルから

遠回りしながら沖に向かえば

ただの1発も波をくらうことなく、難なくピークまで行くことが出来る・・・。

岸から覗いて、ピーク周辺を肉眼で細かく確認するには

このポイントは少し距離があるが

サーファーの数を確認することくらいは十分できる。

だけど僕は、このポイントに入っている人数も、入っているメンバーも

すでに分かっていることなので、そんなことは一切気にする必要はない・・・。

それに、この美しい海の水の暖かさも知っているし

波の確かなサイズも、もうすでに知っている。

そしてセットの数さえも・・・・・。

  

 

 

 

Vol.2に続く・・・・・。

 

 

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2009年1月 7日 (水)

今年も頑張ります!

Beck-Cellphone’s Dead

035どもども。

そー言えば、Beckが来ますね。今年。3月だっけかな?

予定とチケットが取れた皆さん、羨ましいです・・・。ものっ凄く。

私は生憎ライブだなんだと、今年は行って、言って、いられません・・・。たぶん。

ここを見ていて行かれる予定のある方、そんな私の分まで

おもいっきりスパークして楽しんできて下さい・・・。

私の愛情と交換で、お土産なんかは常に期待していますんで

そのへんもよろしくお願い致します・・・。

・・・・・

・・・

ところで

年明けて、皆さんお仕事頑張ってますか?

風邪なんか、こじらせていませんか?

今年はけっこう寒いっすね・・・。

なんか何処行っても、景気の良くなるような良い話がなくて

そんな世相も重なっているのか何なのか

寒さが余計に身に沁みる感じが致しますね・・・。悲しいかな・・・。

 

んなこと言ってても

ウチの会社はけっこう忙しくて

ありがたく社員一同、しっかりお仕事させてもらって、新年を迎えております・・・。

で、こ~んな100年に一度の不景気だって言われてる昨今

ウチの会社なんかが、継続してそこそこ仕事があるってことの強みの一つに

私はやっぱり、他社には無い、自社だけのオリジナル技術があり

そのことが少なからず、徐々にではありますが

方々のお客様に浸透してくれたことが大きいと、自分なりに解釈しています・・・。

それと最も必要で重要なことは

その技術を信用、信頼して仕事を任せて下さる

人と人との、大変ありがたい繋がりをもたらしてくれたお客様がいること。

これほんと、一番重要事項です・・・・・。

 

でもね、このBlogは、ほんと私個人の、ただ単なる趣味の一つと

最初から割り切って始めたもんなので

仕事の話云々は今まで、なるべく載せないようにして来ました。

で、これから先も多分・・・多分ですが

仕事のことは、そんなに載せることはないつもりでいます・・・。

仕事のことはね、仕事で魅せればいいんすよ。ほんと。

かと言って、ネットでの商売や宣伝を否定しているワケでは

断じて無いんですよ!ほんと!マジで!!

ただウチの商売が、ネットを使っての宣伝になると

それが極端に嘘っぽくなっちゃうワケでして・・・。

なんせウチは

モノ売る商売じゃなくて、愛情と技術を売ってる職人仕事ですから・・・。

って言うと

ねっ?嘘っぽい感じになっちゃうでしょ?

って、単に私が、こ~いう場での宣伝云々が苦手で

そんなことすんのが、単純に面倒なだけかも知れませんが・・・。

いや、実際そうなんですが・・・。

そんなノリじゃ~やっぱりこの先、生きていけないっすかね?・・・

そんな甘くないっすか?この先?

だって、ネットじゃ、いくら言ったって

愛のあるウチの職人達の、仕事を解ってもらえないじゃないですか。

顔も性格も見えないとこで、いいことだけならいくらだって言えちゃうし・・・。

ね?やっぱ、嘘っぽいでしょ?

だからココは、やっぱり私の趣味の場で今年も行きます・・・・・。

 

てなことで

かなり支離滅裂な話となってしまいましたが

今年もココは私の好き勝手書かせてもらいます!てなことを

遠まわしに言いたかっただけのことなんす・・・。

けっこうね、ココを覘いてくれてる私を知る方なんかから

「おっ前よ~!あんだけ書くんなら、仕事のこと書いて宣伝しとけよー!!」

くらいのこと、言われちゃったりもしてて

でも、ココで仕事のことを書くようになると

私ほんと好き勝手、かなりテキトーなノリで楽しく書いているので

それが出来なくなるのが普通に嫌なだけなんです・・・。

すんません。本当に我儘、許してつかーさい・・・・・。

・・・・・

・・・

そんなこんなで

次回からは

私がKOされていた昨年暮れ前に、考え書き溜めた

おもいっきり趣味の部分である「シリーズ連載」を

またまた懲りずに載せてしまおうかと思っております・・・。

お暇のある方、または不景気なんてなんのその!なんて方

もしくはそのどちらでもない方も

またしばらくココでお付き合いして下さいまし・・・・・。

 

 

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2009年1月 1日 (木)

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
今年の初乗りはホームにて
大好きな仲間達と共に海に波乗り祈願を済ませてから
いっぱい楽しみました。

そして明日も朝一行って来ます。
つか、今日は風も弱く暖かい陽気で、3mmで十分いけました。


そんなワケで
みなさん今年もよろしくお願い致します!

今年もたくさんいい波乗れますように!!

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